デジタルと受験勉強
「勉強を始めようと思ったのに、気づいたら1時間もスマホを見ていた」
「やる気はあるのに、いざ机に向かうと集中力が続かない」
自分を責めるのは今日で終わりにしましょう。実は、あなたがスマホを触ってしまうのも、集中が途切れてしまうのも、意志の弱さのせいではありません。人間の脳は、誘惑に勝てるようにはできていないからです。
難関大に合格する生徒たちは、強い意志を持っているのではなく、最初から「意志の力を使わなくて済む環境」を設計することに長けています。今回は、脳科学に基づいた「集中力のハック術」を公開。スマホ依存から脱却し、ゾーンに入るための具体的な戦略をお伝えします。
スマホを「視界から消す」だけでIQは上がる
テキサス大学の研究によると、スマホが机の上にあるだけで、たとえ電源が切れていても人間の認知能力(IQ)は低下することが分かっています。「通知が来るかもしれない」と脳の一部が常にスマホを意識してしまうためです。
「見ないようにする」という努力は、それだけで脳のエネルギーを激しく浪費します。今日から以下のことを徹底してください。
- 別室に置く: 勉強中はスマホを別の部屋に置くか、家族に預ける。物理的な距離が、最も強力なブロックになります。
- タイムロッキングコンテナの活用: 指定した時間まで開かない箱にスマホを入れる。自分の意志を信じず、物理的な制限に頼るのが正解です。
- 「スマホはご褒美」にする: 「3時間集中したら15分だけ触る」と、スマホをタスク完了後の報酬に設定することで、ドーパミンを味方につけましょう。
「ポモドーロ・テクニック」で脳の疲労を防ぐ
人間の深い集中力は、長くても90分程度しか続きません。無理に長時間ぶっ続けで勉強しようとすると、後半の効率は著しく低下し、結果として「長時間机に座っていただけ」という状態になりがちです。
【25分+5分の黄金リズム】
・25分間、たった一つのタスクに全集中する。
・5分間、必ず休憩を取る(この時スマホは見ない。目を閉じるか軽く歩く)。
・このサイクルを4回繰り返したら、15〜30分の長い休憩を取る。
このメソッドの優れた点は、「たった25分なら頑張れる」と心理的なハードルが下がることです。短い休憩を挟むことで脳がリセットされ、1日を通して高いパフォーマンスを維持できるようになります。
「儀式」を作って脳を勉強モードへ切り替える
トップアスリートが試合前にルーティンを行うように、勉強にも「開始の儀式」を取り入れましょう。脳に「これから集中する時間だ」と合図を送るのです。
例えば、「決まった音楽を聴く」「お気に入りのペンを並べる」「机の上を一度きれいに拭く」。何でも構いません。毎日同じ動作を繰り返すことで、その行動がトリガーとなり、やる気に左右されずスムーズに勉強に入ることができるようになります。やる気を待っていては受験は勝てません。仕組みで脳を動かすのです。
受験勉強において最大の敵は、ライバルでも難しい問題でもなく、「自分の時間を奪う誘惑」です。この誘惑をコントロールできるようになった時、あなたの成績は爆発的に伸び始めます。
言論会津田沼校では、単に教科を教えるだけでなく、自宅でのスマホ管理や集中力を維持するための生活習慣まで、徹底的にコーチングしています。「一人ではどうしてもスマホに負けてしまう」という方。私たちと一緒に、最強の集中環境を作ってみませんか?

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