5月の模擬試験(模試)成績の考え方と活用法
5月の模試は、受験学年のスタートラインでの「現在地確認」と「今後の戦略立案」に活用することが
重要です。
5月模試の特徴
· 5月の模試は、学習範囲が限定されていることが多く、進度の速い受験生(既卒生や中高一貫校生)に有利な傾向があります。
· この時期は全範囲の学習を終えていない現役生も多いため、偏差値や合否判定はあくまで「現時点での指標」として捉えましょう。
成績の見方・活用ポイント
1. 結果より「原因」を重視する
· 点数や判定に一喜一憂するのではなく、「なぜその結果になったか」を分析しましょう。
· ミスの種類(知識不足・理解不足・ケアレスミスなど)ごとに原因を分類すると、復習すべきポイントが明確になります。
2. 分野別・設問別成績の分析
· 模試の最大のメリットは「自分の苦手分野の発見」です。
· 設問別成績や分野別得点率を確認し、全国平均や志望校の平均と比べて自分が劣っている分野を特定しましょう。
· グラフや図形(正六角形に近いほどバランスが良い)を活用し、苦手科目や分野の偏りを可視化します。
3. 今後の学習計画に活かす
· 分析で見つけた弱点を、次回模試や本番までにどう克服するか、具体的な対策を立てます。
· 例えば、「化学の有機分野が弱い」「英語長文で時間切れになった」など、課題ごとに勉強法を修正しましょう。
5月模試の成績に対する心構え
· 5月時点での成績は「現状把握」のためのもの。合否判定や偏差値は、まだ受験全体の結果を決めるものではありません。
· 特に現役生は、これから夏以降に大きく伸びるケースが多いため、現時点での判定に過度に落ち込む必要はありません。
· 逆に、良い判定が出た場合も油断せず、弱点や課題を着実に克服していく姿勢が大切です。
模試後の具体的なアクション
· 間違えた問題の「解き直し」と「原因メモ」を必ず行いましょう。
· 次回への対策をリストアップし、優先順位をつけて勉強に取り組みます。
· 模試は「反省」よりも「戦略」が大事。自己分析をもとに、次の模試や受験本番に向けて行動を起こしましょう。
「模試の結果は受け取って終わりではありません。むしろ、成績返却後の事後反省を充実させることの方が大事なのです。」
まとめ
5月の模試は、大学受験に向けた「自分の現在地」を知り、「今後の学習戦略」を立てるための重要なツールです。点数や判定に振り回されず、自己分析と課題発見、そして具体的な行動に繋げることが、成績アップと志望校合格への近道です。
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