英語音読の重要性とやり方
英語音読は、大学受験の英語力アップに非常に効果的な学習法です。正しいやり方を実践することで、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの全ての力をバランスよく伸ばせます。以下に、大学受験向けの英語音読のやり方とポイントをまとめます。
英語音読の基本手順
1. 英文の内容を理解する
o 音読する前に、英文の単語・文法・意味をしっかり理解しておくことが大前提です。意味がわからないまま音読しても効果は薄いので、まずは精読・訳読を終えてから音読に進みましょう。
2. 音声を聞く
o ネイティブや教材付属の音声を聞き、発音やイントネーション、意味のまとまり(スラッシュリーディング)を意識して確認します。
3. 音声をマネして読む(オーバーラッピング)
o 音声に合わせて、同じスピード・発音・イントネーションで声に出して読む練習をします。最初は難しくても、何度も繰り返すことで自然と慣れてきます。
4. シャドーイングに挑戦
o オーバーラッピングができるようになったら、今度は音声を聞きながら少し遅れて声を出す「シャドーイング」に挑戦します。最初はテキストを見ながら、慣れたら見ずに行うとリスニング力も向上します。
5. 繰り返し音読する
o 同じ英文を何度も繰り返し音読します。目安としては「1分で読める英文なら30分で30回」「5分で読める英文なら6回」など、時間や回数を区切って練習すると効率的です。
o 毎日続けることが大切で、短い時間でもいいので継続しましょう。
音読のポイント
· 意味を考えながら読む
o ただ棒読みするのではなく、英文の内容や意味を意識しながら読むことが重要です。
· スピード・発音・イントネーションを意識する
o ネイティブの音声を目標に、スピードやリズムを真似て練習します。
· 意味のまとまり(スラッシュリーディング)を意識する
o 英文を意味ごとに区切って読むことで、前から順に理解する力が身につきます。
· 毎日続ける
o 短い時間でも毎日続けることで、確実に英語力がアップします。
音読のメリット
· リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの全てが伸びる
· 英語を前から順に理解する力がつく
· 単語や文法が自然と身につく
· 長文読解のスピードが上がる
おすすめの参考書
· 大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル2
· 関正生の英語長文ポラリス(2 応用レベル)
· 速読英熟語
効率的な勉強を好むあなたには、「毎日短時間でも続ける」「同じ英文を繰り返し音読する」「意味を意識しながら読む」といったシンプルな方法が最適です。音読は「少ないほど良い」ではなく「質の高い練習を継続する」ことがポイントです。夏からの受験対策にもぜひ取り入れてみてください。
受験相談 実施中!
「今の自習法で成績が伸びるか不安…」
「何から手をつければいいか分からない…」
そんな方には、現論会の無料受験相談がおすすめです!
- 自習計画の立て方
- 学習スケジュールの見直し
- 志望校に合わせた戦略アドバイス
などをすべて無料でご提案します。

現論会 津田沼校へのご相談・お問い合わせはお気軽に