国立文系 共通テスト理科選択
国立大学の文系学部を志望する場合、共通テスト(大学入学共通テスト)での理科の選択方法や注意点をまとめます。
理科の選択方法
· 理科基礎科目から2科目選択
o 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の4分野から2つを選びます。
o 多くの国立大学の文系学部では、この「理科基礎2科目」で受験することができます。
· 理科発展科目から1科目選択
o 「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目を選ぶことも可能です(ただし、難易度が上がるため、文系受験生にはあまり一般的ではありません)。
· 理科発展科目から2科目選択
o 一部の難関大学(例:東京大学、京都大学など)では、理科発展2科目が必要な場合もあります。
実際の選択パターン
· 一般的な国立文系の場合
o 多くの受験生は「理科基礎2科目」を選択します。
o 試験時間は2科目で60分です。
· 難関大学の場合
o 理科発展科目(例:「生物」「化学」など)を1科目または2科目選択する必要がある場合もあります(詳細は志望校の募集要項で必ず確認)。
科目選択のポイント
· 負担を軽くしたい場合
o 「生物基礎+地学基礎」や「化学基礎+地学基礎」など、暗記重視・計算が少ない組み合わせが人気です。
· 得意・不得意や志望校の指定に注意
o 志望校が特定の理科科目を指定している場合があるため、必ず募集要項を確認してください。
· 試験当日に問題を見てから選択
o 出願時に選択科目数を申請しますが、実際にどの科目を受験するかは試験当日に決めることができます(ただし、科目数は出願時に決める必要あり)。
まとめ表
選択方法 | 一般的な国立文系 | 難関国立文系(例:東大・京大) |
理科基礎2科目 | ○ | △(学部・学科による) |
理科発展1科目 | △ | ○(場合あり) |
理科発展2科目 | × | ○(場合あり) |
注意点
· 2025年度共通テストから理科のグループ分けがなくなり、より柔軟な選択が可能に(ただし、大学の指定がある場合はその限りではありません)。
· 「理科基礎2科目」で受験できる大学が多いが、必ず志望校の募集要項を確認してください。
· 試験当日に問題を見てから科目を選べるが、科目数は出願時に申請が必要です。
文系志望の国立大学受験生は、原則「理科基礎2科目」で受験し、得意・不得意や志望校の指定に合わせて科目を選ぶのが一般的です。必ず最新の募集要項で確認しましょう。
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