問題集をインプットに使う 大学受験
大学受験の勉強で「問題集をインプットに使う」ことについて解説します。
基本的な考え方
大学受験勉強は大きく分けて、
1. インプット(知識を入れる段階)
2. アウトプット(問題を解いて知識を使う段階)
に分けられます。一般的には、参考書や教科書などを使って最初に理論や基礎知識を理解し(インプット)、その後に問題集で演習(アウトプット)するのが定番です。
問題集をインプットに使う場合の効果と注意点
· 問題集から入って参考書で補強するやり方も可能
ある受験生の声では、「参考書より問題集の方が覚えやすい」と感じて、問題集を先に使う方法もあると相談されています。この方法は、最初から問題を解いてみて、分からない部分を後から参考書で補う形となり、能動的に学習を進められるメリットがあります。
· ただし、初めから解けない問題を前提に進めることが重要
インプット段階で問題を解く時は、わからない問題があって当然です。解答を確認しながら「最終的には解ける」状態を目指す意識が必要です。
· 問題集はアウトプットだけでなく良質なインプット教材にもなる
特に「解説が丁寧な問題集」は、理解を深めるのに有効です。数学の勉強では、分かりやすい参考書+問題集の組み合わせが効率よいと言われていて、問題集の解説部分で理論を確認しながら覚えるのも効果的です。
· 問題集をインプットにするときの選び方
難しすぎる問題集は基礎固めには不向きです。少なくとも6割以上解けるレベルの問題集を使うことが望ましく、初めはインプット用の「わかりやすい解説がある問題集」がおすすめです。
インプットとアウトプットを繰り返す学習サイクル
効果的な勉強法としては、インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルを回すことが重要です。
· 参考書や問題集で知識を理解する(インプット)
· 問題を解く、例文を作るなど実践する(アウトプット)
· 解けなかった問題や疑問点を参考書で再確認(フィードバック)
· 再度問題演習に挑戦
このプロセスを繰り返すことで学力が定着します。
科目別のポイント
· 英語:単語・文法は参考書でまず理解し、その後問題集でアウトプット。例文作成も推奨。
· 数学:わかりやすい参考書(映像授業も有効)で解説を理解→基礎レベルの問題集で問題解き→徐々にレベルアップ。
· 日本史・世界史:歴史用語の暗記(インプット)に加え、一問一答や問題演習でアウトプットも高めるべき。
まとめ
· 問題集をインプットに使うのは「問題を解く中で解説を読み、理解を深める」という形で可能だが、分からない問題があれば参考書や教科書で補う必要がある。
· 問題集単独だけではなく、参考書などと組み合わせてインプット・アウトプットを回すことが重要。
· 自分に合ったレベルの問題集や参考書を選ぶことが勉強効率を上げるポイント。
このように、問題集を使ったインプットも一つの有効な勉強法であり、特に「問題を解きながら理解するタイプ」の人には向いています。ただし、基礎が固まっていない場合は、先に参考書で理論を学んでから問題演習に進む方が無駄を減らせます。
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