現論会津田沼校

校舎ブログ

blog
2025年8月19日

模試が終わった当日の活用法|復習はスピード勝負

現論会津田沼校のブログ

この記事で解決できること

  • 模試当日に何をすれば成績向上につながるかがわかる
  • 間違いの原因分析と効率的な復習方法が理解できる
  • 模試を“受けっぱなし”にしない習慣が身につく

模試当日の復習が大切な理由

模試を受け終わった瞬間、脳には問題の内容や解いた時の感覚が鮮明に残っています。この記憶が消える前に復習を始めることで、なぜ間違えたのか、どこで迷ったのかを正確に把握できます。翌日以降になると、解答の記憶が薄れ、復習効率は大きく落ちてしまいます。特に“ケアレスミス”や“勘違い”は、当日に原因を突き止めることが重要です。

当日の復習ステップ

① 自己採点をすぐに行う

模試が終わったら、配布された解答や自分で控えた答えを使って自己採点します。この時、ただ○×をつけるのではなく、間違えた理由を簡単にメモしておくと後の復習がスムーズです。
理由の例:

  • 計算ミス
  • 公式を忘れた
  • 選択肢を読み間違えた
  • 時間切れで解けなかった

② ケアレスミスのパターンを整理

例えば数学で「符号を落とした」「小数点を間違えた」など、繰り返しているミスは早急に対策が必要です。英語であれば「主語と動詞の対応を見落とす」「notを読み飛ばす」など、自分の弱点パターンを洗い出します。これは本番直前のチェックリストとしても使えます。

③ 解けなかった問題の理解をその日のうちに

解答解説を読み、なぜその解法に至るのかを理解します。「なんとなくわかった」状態で終わらせると、また同じミスを繰り返します。特に理系科目は、途中式や条件の捉え方を確認し、同じタイプの問題を1〜2問追加で解いて定着させると効果的です。

④ “惜しい間違い”を確実に得点に変える

あと一歩で正解だった問題は、短期間の復習で確実に得点源に変えられます。こうした問題は理解度が高く、記憶の鮮度が高いうちに再演習するとすぐに身につきます。

精神的な整理も忘れずに

模試の点数や順位は、受験までの道のりの“中間報告”に過ぎません。良かった場合は自信に変え、悪かった場合は冷静に原因分析をしましょう。感情に左右されるよりも、次の勉強計画に素早く反映させることが重要です。

模試当日の時間配分例

  • 試験終了後〜帰宅:自己採点と簡単な間違い分析
  • 帰宅後1〜2時間:間違い直しと苦手分野の解説確認
  • 夜:翌日以降の復習計画を立てる

模試を活かす習慣

模試は受けっぱなしにしてしまうと、せっかくの情報が無駄になります。当日復習を習慣化すれば、模試の価値は何倍にもなります。特に、「その日のうちに原因を知る」→「翌日以降に補強」という流れを定着させましょう。

まとめ

模試当日は、疲れを理由に何もせず終える人も多いですが、復習の鮮度はその日のうちが最も高いです。自己採点、間違い原因の把握、解説での理解まで一気に進めることで、模試の効果を最大限に引き出せます。次の模試や本番での成績向上のためにも、ぜひ今日から実践してください。

模試後の勉強計画も一緒に立てませんか?

現論会では、模試の復習方法から次回までの学習計画まで、一人ひとりに合わせたアドバイスを行っています。模試の受けっぱなしを卒業し、確実に力を伸ばすサイクルを作りましょう。

などをすべて無料でご提案します。無料夏期講習の詳細はこちら

このブログを書いた先生

現論会津田沼校

ブログを読む

現論会 津田沼校へのご相談・お問い合わせはお気軽に

  • no-image
    願書前チェック:出願ミスを防ぐ5ポイント

    受験直前の大仕事のひとつが「願書の提出」です。どんなに勉強を頑張っても、...

  • no-image
    高1・2向け:定期テスト→受験勉強へ橋渡しノ...

    定期テストで頑張った勉強を、そのまま受験勉強につなげられたら効率的だと思...

  • no-image
    「あと1点」を拾う漢字・語彙・正誤マラソン

    受験直前期、合否を分けるのは「大きな知識」よりも「あと1点」を拾えるかど...

  • no-image
    「見直し10分」の配点最大化ルール

    試験時間の最後に残す「見直し10分」は、得点を大きく左右するゴールデンタ...

  • no-image
    高1・2向け:冬休み前の“英単語1000”着...

    高校1・2年生にとって、冬休みは学習の大きな転換点です。受験を意識し始め...

  • no-image
    家の人に頼む“サポート3点”

    受験勉強は自分との戦いですが、家族のサポートをうまく活用することで大きな...

  • no-image
    直前期の“ごほうび設計”で燃え尽きを防ぐ

    試験直前の1か月は、勉強量も精神的な負担もピークに達します。この時期に多...

  • no-image
    体調管理は「睡眠7h・散歩10m・水500m...

    受験直前期は、どれだけ勉強しても体調を崩してしまっては本番で力を発揮でき...

  • no-image
    高1・2向け:部活両立の“3色タスク”管理

    高校1・2年生は、部活と勉強の両立に悩む人が多い時期です。限られた時間の...

  • no-image
    メンタルの落ち込み曲線に“イベント”を差し込...

    受験勉強を続けていると、必ず訪れるのが「やる気の谷」です。模試で思うよう...

  • no-image
    10年分は不要?過去問の適量と“年度の選び方...

    受験直前期になると「過去問は10年分解いた方がいいの?」という声をよく耳...

  • no-image
    化学・物理の“公式の出自”を1行で言語化

    受験直前の理系科目で大切なのは、公式を「覚える」だけでなく「なぜその公式...