「わかった」で止まっていませんか?偏差値の壁を突破する「基礎の本当の定義」
「授業の内容は理解できているのに、模試になると点数が取れない」
「基礎は固まったはずなのに、応用問題になると手も足も出ない」
このような悩みを抱えている受験生は非常に多いです。実は、その原因はあなたの能力不足ではなく、**「基礎」に対する定義が甘いこと**にあります。多くの人は、内容を一度理解しただけで「基礎ができた」と思い込んでしまいます。しかし、入試本番で使える基礎とは、もっと深いレベルのものを指します。
1. 「理解」と「習得」の大きな差
「わかる」と「できる」は全くの別物です。スポーツに例えれば、プロのフォームを動画で見て理解しても、実際に自分が同じフォームでボールを打てるようにはならないのと同じです。
- 理解: 解説を読んで、論理的に納得すること。
- 習得: 何も手元にない状態で、自力でその解法を再現できること。
偏差値の壁にぶつかっている人の多くは、「理解」しただけで満足し、次の問題へ進んでしまっています。一冊の参考書を「完璧にする」とは、どのページを開かれても、その解法を真っ白な紙に再現できるレベルまで追い込むことを指します。
2. 基礎を固める「セルフ講義」のススメ
自分の基礎力が本物かどうかを確かめる最も簡単な方法は、**「学校の友達にその問題を教えるフリをしてみること」**です。
「なぜこの公式を使うのか?」「なぜこの一行目から二行目に変形するのか?」
言葉に詰まってしまう場所があるなら、そこがあなたの「理解の穴」です。この穴を一つずつ埋めていく作業こそが、本当の意味での基礎固めになります。
3. 応用力は「基礎の組み合わせ」でしかない
難しい初見の問題を解くために、魔法のようなテクニックは必要ありません。難関大の入試問題も、細かく分解していけば、基礎的な解法のパーツがいくつも組み合わさっているだけです。一つひとつのパーツが「瞬時に、正確に」引き出せるようになって初めて、応用問題に太刀打ちできるようになります。
焦って難しい問題集に手を出す前に、今使っている参考書の「一問」を誰よりも完璧に語れるようになってください。その地道な努力が、1年後の大きな飛躍を約束します。

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