受験期のスマホ依存、どうやって断ち切る?
この記事で解決できること
- スマホ依存が学習に与える影響
- スマホを手放せない心理的な理由
- 無理なくスマホとの距離を取る現実的な方法
スマホ依存は「甘え」じゃない
「スマホばかり見てしまう」「やるべきことがあるのに、ついSNSや動画に逃げてしまう」
そう自分を責めてしまう受験生は多くいますが、まず知ってほしいのは、スマホ依存は意思が弱いからではないということです。
スマホは、「依存してしまうように設計されている道具」です。SNSの通知音、動画の自動再生、ゲームの報酬機能…。すべてが脳の快楽に訴えかけ、やめられなくなるよう作られています。
つまり、スマホに時間を奪われているのは、あなたのせいではなく、「そういう仕組み」のせい。だからこそ、根性ややる気に頼らず、“仕組みで対策する”ことが大切なのです。
なぜスマホに逃げたくなるのか
受験生にとって、勉強はストレスのかたまり。
分からない問題、覚えられない単語、将来への不安…。
こうしたストレスから一時的に逃れるために、スマホのような簡単に「快」を得られる道具に手が伸びてしまうのです。
だから大事なのは、スマホを完全に否定するのではなく、付き合い方を変えるという視点です。
現役受験生が実践して効果があった「スマホ対策」
① 勉強部屋にスマホを持ち込まない
スマホが視界に入っているだけで、集中力は著しく下がります。通知が来なくても、「あれ見たいな」と脳が反応してしまうからです。
まずは、スマホの物理的な距離を取ることから始めましょう。
リビングに置いて勉強部屋に入る、親に預けてしまう、といった方法でもOKです。
② スマホを使う「時間」と「場所」を決める
「完全に触らない」は現実的ではありません。代わりに、1日の中で「使っていい時間帯」と「使う場所」を決めると、習慣化しやすくなります。
例えば、「19時から20時までだけ使う」「ベッドの上では使わない」「充電器は勉強部屋以外に置く」など。
スマホを使うことにルールを持たせることで、無意識の依存から脱却できます。
③ スマホの機能を“逆利用”する
どうしてもスマホが近くにないと不安…という人には、Studyplusなどの勉強時間記録アプリの活用をおすすめします。
- 「Focus To-Do」「Forest」:ポモドーロ勉強法に最適
- 「YouTube制限アプリ」「スクリーンタイム」:使用時間の可視化
スマホで勉強の補助をすることで、「使ってもいい理由」ができ、過剰な依存を避けやすくなります。
スマホ依存を責めるのではなく、環境を変える
スマホに気を取られてしまうのは、あなたが弱いわけでも、勉強をサボりたいわけでもありません。
むしろ、その悩みを抱えている時点で、真剣に勉強と向き合おうとしている証拠です。
そんな自分を責めるよりも、環境を少しずつ整えていきましょう。
人間は「環境の生き物」です。机に向かえば集中するし、スマホが手元にあれば触ってしまいます。
まずはスマホを「自分を守る道具」として、上手にコントロールしていくことを意識してみてください。
スマホ対策に悩んだら、相談してください
現論会では、こうしたスマホとの付き合い方や勉強環境の整え方についても、無料でアドバイスを行っています。
「スマホがやめられない…」「集中できる時間が少ない…」といった悩みも、ぜひご相談ください。
- 1日の勉強とスマホのバランス設計
- 生活リズムに合わせた集中法
- メンタル面を含めた環境改善
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