夏バテしたときの対処法と、勉強を止めない工夫
この記事で解決できること
- 夏バテの原因と症状を知る
- 夏バテ中でも集中力を保つ勉強法
- 体調を回復させる生活習慣と食事の工夫
夏バテはなぜ起こる?
夏バテは、高温多湿の環境によって自律神経が乱れ、体がだるく、食欲不振や集中力低下を引き起こす状態を指します。
原因には以下が挙げられます。
・冷房の効いた室内と暑い屋外の温度差
・水分不足やミネラル不足
・冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎ
・睡眠の質の低下
受験生にとっては「体力の消耗」「集中力の低下」という形で勉強効率に直結するため、放置は厳禁です。
夏バテの主な症状
・全身のだるさや倦怠感
・頭痛やめまい
・食欲不振
・集中力の低下や眠気
・軽い吐き気
こうした症状が出ると、机に向かっても頭が働かず、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
夏バテの対処法
① 水分とミネラル補給
水だけでなく、スポーツドリンクや経口補水液でミネラルも補給します。冷たすぎる飲み物は胃腸に負担をかけるので常温がおすすめです。
② 冷房の使い方を工夫する
室温は26〜28℃を目安に。扇風機やサーキュレーターで空気を循環させ、冷えすぎないようにします。
③ 食事で体力を回復
ビタミンB1(豚肉、うなぎ)やクエン酸(梅干し、レモン)を意識的に摂取します。消化の良い食事を心がけ、冷たい麺類ばかりに偏らないよう注意。
④ 睡眠の質を高める
就寝前に冷房をつけて部屋を冷やし、寝るときは弱め設定かタイマーを利用。寝不足は夏バテを悪化させます。
夏バテ中でもできる勉強法
① 短時間集中型に切り替える
体調が優れないときは長時間勉強より、25分集中+5分休憩の「ポモドーロ・テクニック」がおすすめです。だるさを感じる前に小休憩を入れることで集中を維持できます。
② 朝型にシフト
朝は気温が低く、体調も比較的安定しています。特に暗記科目や計算練習など頭を使う勉強を朝に集中的に行いましょう。
③ 涼しい場所を利用する
自宅で暑い場合は、図書館や塾の自習室など涼しい環境で勉強するのも有効です。外出先を利用することで気分転換にもなります。
④ インプット中心の日を作る
体調が悪い日は、問題演習よりも参考書の読み込みや映像授業の視聴など、体力をあまり使わない学習に切り替えます。
夏バテ予防の生活習慣
- こまめな水分補給(1日1.5〜2L)
- 規則正しい生活リズム
- 適度な運動(ストレッチや散歩)で血流改善
- 温度差を作りすぎない冷房の使い方
まとめ
夏バテは誰にでも起こり得ますが、正しい対策と勉強法の工夫で乗り切ることが可能です。
受験期の夏は「体調管理=勉強効率向上」です。体と頭の両方を守る行動を意識して、この時期を有意義に過ごしましょう。
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