模試が終わった当日の活用法|復習はスピード勝負
この記事で解決できること
- 模試当日に何をすれば成績向上につながるかがわかる
- 間違いの原因分析と効率的な復習方法が理解できる
- 模試を“受けっぱなし”にしない習慣が身につく
模試当日の復習が大切な理由
模試を受け終わった瞬間、脳には問題の内容や解いた時の感覚が鮮明に残っています。この記憶が消える前に復習を始めることで、なぜ間違えたのか、どこで迷ったのかを正確に把握できます。翌日以降になると、解答の記憶が薄れ、復習効率は大きく落ちてしまいます。特に“ケアレスミス”や“勘違い”は、当日に原因を突き止めることが重要です。
当日の復習ステップ
① 自己採点をすぐに行う
模試が終わったら、配布された解答や自分で控えた答えを使って自己採点します。この時、ただ○×をつけるのではなく、間違えた理由を簡単にメモしておくと後の復習がスムーズです。
理由の例:
- 計算ミス
- 公式を忘れた
- 選択肢を読み間違えた
- 時間切れで解けなかった
② ケアレスミスのパターンを整理
例えば数学で「符号を落とした」「小数点を間違えた」など、繰り返しているミスは早急に対策が必要です。英語であれば「主語と動詞の対応を見落とす」「notを読み飛ばす」など、自分の弱点パターンを洗い出します。これは本番直前のチェックリストとしても使えます。
③ 解けなかった問題の理解をその日のうちに
解答解説を読み、なぜその解法に至るのかを理解します。「なんとなくわかった」状態で終わらせると、また同じミスを繰り返します。特に理系科目は、途中式や条件の捉え方を確認し、同じタイプの問題を1〜2問追加で解いて定着させると効果的です。
④ “惜しい間違い”を確実に得点に変える
あと一歩で正解だった問題は、短期間の復習で確実に得点源に変えられます。こうした問題は理解度が高く、記憶の鮮度が高いうちに再演習するとすぐに身につきます。
精神的な整理も忘れずに
模試の点数や順位は、受験までの道のりの“中間報告”に過ぎません。良かった場合は自信に変え、悪かった場合は冷静に原因分析をしましょう。感情に左右されるよりも、次の勉強計画に素早く反映させることが重要です。
模試当日の時間配分例
- 試験終了後〜帰宅:自己採点と簡単な間違い分析
- 帰宅後1〜2時間:間違い直しと苦手分野の解説確認
- 夜:翌日以降の復習計画を立てる
模試を活かす習慣
模試は受けっぱなしにしてしまうと、せっかくの情報が無駄になります。当日復習を習慣化すれば、模試の価値は何倍にもなります。特に、「その日のうちに原因を知る」→「翌日以降に補強」という流れを定着させましょう。
まとめ
模試当日は、疲れを理由に何もせず終える人も多いですが、復習の鮮度はその日のうちが最も高いです。自己採点、間違い原因の把握、解説での理解まで一気に進めることで、模試の効果を最大限に引き出せます。次の模試や本番での成績向上のためにも、ぜひ今日から実践してください。
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