現論会津田沼校

指導方針

楽しく学ぶ=できなかったことができるようになる
考える力=問題を簡単にしていける力を養う
点数を獲りに行く

楽しく学ぶ

学習で楽しいとは、苦労はしたができなかったことができるようになったときに得られるものだと考えています。
では、どういった方法でできなかった事をできるようにするのかについて記載していきます。

すごくシンプルですが、わからないところを1つずつ地道に潰していきます。
とくに中学受験で上位校を目指すなら宿題に追われるだけでなくこういったことができていないと困るとは思います。

①「わからないをつぶすこと」に反する行為がある時は厳しく指導します。

例えば、
・そもそも話を聞かない。
・わかったつもりで返事する。
・わからないことを隠す。
教えただけで成績が良くなる子どもは3割程度でそれ以外はほぼこの行動をとります。
分からない点をこちらに質問しひとつづつ潰していくことで点数につながるということが子どもに分かって欲しいと思い指導しています。

②分かることと分からないことに分けて指導します。

分かることは、精度とスピードを上げるために反復させますが、これは家でやれば良いと考えています。
(ただし、塾で定期的に定着チェックは行います)
この塾でやるべきことは、分からないことを細かな階段にわけてあげて理解しながら分かるようにしてあげることと考えています。
そのため、ここに時間を取ります。

③子どもの知っていることと紐づけてあげる。

分からないことが多い子は分からないことを分からない言葉で理解しようとします。
例えば意味調べをさせて意味を確認すると辞書に書いてあることをそのまま答えようとします。
簡単にいば、〇〇ということといったような答え方ではありません。
そのため、分からない言葉の意味をその子どもが知っている言葉と置き換えて紐づけながら教えます。すると理解しやすくなります。
とくに算数や数学では、学年が上がるに連れ日常では使わない言葉がどんどん出てくるので言葉の意味を理解し覚えることも大事になります。

考える力

分からなければとにかく根拠のない答えを書く。これを考えたと言ってくる子どもが多いです。
これは、勘です。
学校の先生が「わからなくてもいいから書いてごらん」と言ったとよく聞きますが、その前提に試行錯誤してそれでも自信がないならというのがあるはずです。
先生方は普通にそうしてきたのでそれが普通だと思っています。だからこの前提を省きます。
でも、問題文を見て(読んでではない)分からない(邪魔くさい)と思った瞬間に全く根拠のないことを書くことを考えたと言います。
少なくともわからなければ再度、読み直す行動をとるべきですが、それをせずに一回読んで根拠のない答えを書き出します。

ここの塾では分からない問題は答えを書かせません。わからないということを明確化させています。
そして、例えば算数の文章題なら問題文を事実部分と問いの部分に分けて読む練習をさせ、事実部分に対し図や数値で整理させるやり方を身に着けるようになるまで教えます。(事実整理)
頭は順序たてて考えることに集中させ記憶部分は情報を書くことで対応します。

算数では文字で書いてある問題は、図を用いり図で書いてある問題は文字を用いることで簡単になります。
国語では、論説文と物語文のそれぞれの読み方をそれぞれ教えることで解くことが簡単になります。
言い換えると、考えるというのは難しく見えていることをどんどん簡単にしていくこととも言えます。
考える力=問題を簡単にしていける力

点数を獲りに行く

基本的にテストの時に実力以上の結果がでる確率は非常に低いと考えています。
そのため、できる問題は必ず得点化しないといけません。
また、試験中に分からない問題に時間を取る必要性はありません。
実際、できた問題の見直し(間違い探し)をしたほうが点数につながります。
優先順位をつけて問題を解いていくことや一般的には見直し(この塾では間違い探しと呼ぶ)をする力をつけないといけません。

そのため、算数だと計算過程は必ず書かせます。
また、間違いのお直しは消しゴムで消してやり直すのではなくて書いてある計算過程の間違いを探し報告させます。
そうすることで見直しをする力がつきます。さらには、自分がこんなにもミスをしているということの自覚にもつながります。

また、計算ミスをする場合の特徴もわかることも多々あります。
代表的なのは九九の音読みで数字が異なってしまう間違いです。
(例 7×6=48 × 7をシチと音読みしていることで 8(ハチ)×6の答えを書く等 )

教育相談・保護者様との連携について

お子様の教育相談はLINEやメール、必要に応じて面談で行います。
面談は、保護者様の希望により行うので定期的には行いません。

教育相談については、指導方針や授業の進め方については意見は聞くものの変更はしません。
しかしながら、お子様が学習で何を悩んでいる、塾に行きたくないと言っているなどそういった事は報告頂ければ現在の塾での取り組みや状況を説明します。
なぜなら、殆どの場合、悩んでいるときや塾に行きたくないときは、塾の学習内容で躓いているときや根拠のない答えを書く習慣が抜けきれずにそこを指摘されているときなど、本人にとってはうまく行っていないと感じるときだからです。
こういったことを説明することで保護者様も少しは安心できると思います。
また、誰でも苦手なこと、上手くいかないことをしないといけないときは気分が凹みます。

こういった時にこちらへのお子様の悩んでいる報告は大変ありがたく思います。
なぜなら、そういった時だからこそ小さな成功をこちらが探しそれをお子様に伝えるだけでそこから頑張ろうとするからです。

通塾スタイルについて

当塾は、ひとりひとりの進捗で授業をすすめているので時間割形式ではありません。
そのため、通塾については申し込みした通塾回数で塾が空いているときに通うスタイルになります。
ですので、振替の連絡も不要です。都合に合わせて通塾できます。
個人塾ということもあり、人数がそこまで多いこともないので週に2回から3回程度しか満員という状態にはなっていません。
この場合も待って15分程度でうまく回転しています。

その他

・宿題は基本的に出していません。ただし、次回のテスト範囲を決めそれに対して自主的の努力すること等は求めます。それでも、全く努力をしない場合は出す場合もあります。
・入退室管理システムあります。入室と退室の際に登録していたメールにその情報が送信されます。
・入室の際は、暗唱番号が必要となります。
・塾保険加入しています。(通塾時の事故や塾内でのケガなどに対応)
・月謝は、メールで請求書を送信するのでクレジットカードで精算して頂きます(前納制…翌月分を当月27日までに納入)。クレジットカードがない場合は個別に相談しています。
・警備通報システムを導入しています。

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