過去問は何年分解けばいい?高3の秋に「年度数」より大切にしたい復習と分析
過去問を「何年分解いたか」で競っていませんか
秋になると、第一志望の過去問へ取り組み始める受験生が増えてきます。
周囲から「もう5年分やった」「10年分解く予定」と聞くと、自分もとにかく年度数を増やさなければならないと焦ることがあります。
しかし、過去問は解いた年数が多ければよいわけではありません。
一年度分から課題を見つけ、その後の勉強へ反映できるかが重要です。
目次
過去問を解く目的
過去問には、現在の得点を確認する以外にも多くの役割があります。
- 出題形式を知る
- 時間配分を確認する
- 頻出分野を把握する
- 自分の弱点を発見する
- 今後の参考書学習の優先順位を決める
一度解いたら点数だけ記録して次の年度へ進むのではなく、何を学べるか考えましょう。
最初から合格点を取れなくてもいい
初めて志望校の過去問を解き、想像以上に点数が取れないと不安になると思います。
しかし、秋の段階で初めから完成している必要はありません。
重要なのは、本番までに埋められる失点なのかを確認することです。
失点を分類する
間違えた問題を、すべて「難しかった」でまとめないようにしましょう。
- 知識を知らなかった
- 知っていたが思い出せなかった
- 解法を選べなかった
- 時間が足りなかった
- 計算や読み違いで落とした
原因が違えば、その後の対策も変わります。
参考書へ戻る
過去問で弱点が見つかったら、それまで使っていた参考書へ戻りましょう。
数学で数列を落としたなら数列の問題を解き直す。英語で構文が取れなかったなら英文解釈へ戻る。
過去問と参考書を別々に考えず、行き来することが重要です。
同じ年度を解き直す意味
「一度答えを見た問題をもう一度解いても意味がない」と考える人もいます。
もちろん、純粋な実力測定としては使いにくくなります。しかし、以前できなかった問題について、自力で考え方を再現できるか確認する復習としては意味があります。
答えを暗記しているだけではなく、なぜその答えになるのか説明できるかを確認しましょう。
何年分やるかは志望校と残り時間で決める
過去問を何年分解くべきかに、すべての受験生共通の数字はありません。
第一志望なのか併願校なのか、問題傾向が安定しているのか、複数方式を受けるのかによって必要量は変わります。
年度数だけを目標にせず、他科目の完成度や残り時間も含めて決めましょう。
現論会津田沼校の過去問管理
現論会津田沼校では、「今週過去問を一年度解く」という計画だけでは終わりません。
結果を確認し、どこで失点したのか、その失点を直すためにどの参考書へ戻るのかまで次の計画へ反映します。
大学受験では、過去問の冊子を薄くすることが目的ではありません。
一年度分を使って自分の弱点を見つけ、次に同じ種類の問題が出たときに正解できるようにすることが重要です。
関連記事として、高3の秋に過去問へ進む前に確認したいことも参考にしてください。
まとめ
過去問は、何年分解いたかだけでは学習効果を判断できません。
点数を確認し、失点を分析し、参考書へ戻り、できなかったことをできるようにする。この流れまで含めて過去問演習です。
秋からの過去問計画や参考書とのバランスに迷っている高校生は、現論会津田沼校の無料受験相談をご活用ください。

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