国立理系 共通テスト社会選択
国立理系の受験生が共通テストで社会科目を選択する際のポイントをまとめます。
選択できる社会科目
共通テストでは、理系受験生は社会から1科目を選択します。
主な選択肢は以下の通りです。
· 地理歴史系
o 世界史A(※一般的に選択不可、大学による)
o 世界史B(※一般的に選択可、一部大学で制限あり)
o 日本史A(※一般的に選択不可、大学による)
o 日本史B(※一般的に選択可、一部大学で制限あり)
o 地理A(※一般的に選択不可、大学による)
o 地理B(※一般的に選択可、一部大学で制限あり)
· 公民系
o 現代社会(※一部大学で不可、例:東大・京大など)
o 倫理
o 政治・経済
o 倫理・政治・経済(※最も多くの大学で選択可)
ただし、A科目や一部公民科目は志望大学によって選択できない場合があるため、必ず募集要項を確認してください。
一般的な理系受験生の選択例
多くの理系受験生が選択する代表的な科目は以下の通りです。
科目名 | 特徴・注意点 |
地理B | 暗記量が比較的少なく、理系脳に合う。多くの国公立で選択可。 |
日本史B | 暗記量が多いが、ストーリー性があり整理しやすい。 |
世界史B | 暗記量が多いが、カタカナ語が多いため英語が得意な人には向く。 |
倫理・政治・経済 | 公民系で最も多くの大学で選択可。倫理と政治経済の両方を浅く広く学ぶ。 |
現代社会 | 勉強量が最も少ないが、東大・京大など一部難関大で不可。 |
新課程(2025年度以降)について
2025年度以降は新課程カリキュラムに対応した出題となり、「歴史総合」「日本史探究」「世界史探究」「地理総合」「地理探究」「公共」「倫理」「政治・経済」などが選択肢となります。ただし、理系は上記の中から1科目選択するのが基本です。
選択のポイント
· 志望大学の指定を必ず確認:東大・京大などは現代社会が使えないなど、大学ごとに制限がある。
· 暗記量・勉強時間を考慮:理系は理科・数学に多くの時間が必要なので、社会は効率よく得点できる科目を選ぶのが賢明。
· 興味や得意分野を活かす:暗記が得意なら歴史、論理的思考が得意なら地理、公民系に興味があるなら倫理・政治・経済など。
まとめ
· 共通テスト社会は原則1科目選択
· 地理B、日本史B、世界史B、倫理・政治・経済、現代社会が主な選択肢(大学によって制限あり)
· 新課程では科目名が一部変更(内容は大きく変わらず)
· 志望校の募集要項を必ず確認
· 効率よく得点できる科目を選ぶのが理系には重要
理系は社会科目に多くの時間を割けないため、暗記量が少なく、得点しやすい科目を選ぶのが一般的です。
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