質問できない高校生へ|「分かりません」を言葉にする力が成績を変える
分からない問題があっても、そのままにしていませんか
授業や自習で分からない問題があっても、「何を質問すればいいか分からない」「こんなことを聞いたら恥ずかしい」「先生が忙しそう」と考え、質問できない高校生は少なくありません。
しかし、分からない問題を放置すると、その単元だけでなく、次に学ぶ内容にも影響します。質問するために必要なのは、きれいな説明ではありません。自分がどこまで分かり、どこから分からないのかを整理することです。
目次
質問できない理由
質問できない原因として多いのは、自分の疑問を説明できないことです。「全部分かりません」と感じていると、どこから聞けばよいか分からなくなります。
また、周りの生徒が理解しているように見えると、自分だけが分かっていないと感じることがあります。しかし、質問しないまま進む方が、後から戻る範囲は広くなります。
分からないまま進む危険性
英語や数学は、前の内容を使って次の単元を学ぶことが多い科目です。英文法が曖昧なまま長文へ進んだり、二次関数が分からないまま次の数学単元へ進んだりすると、分からない範囲が積み重なります。
解説を写して提出物を終わらせても、自力で解けるようにはなりません。分からない問題に印をつけ、質問や復習へ戻す必要があります。
質問前に整理する3つのこと
- 問題のどこまでは理解できたか
- どの式や説明から分からなくなったか
- 自分はどのように考えたか
「この問題が分かりません」だけでなく、「ここまでは式を立てられましたが、次に何を使うか分かりません」と伝えると、必要な説明を受けやすくなります。
科目別の質問例
数学なら、「解説では場合分けをしていますが、なぜここで分ける必要があるのですか」と質問できます。英語なら、「単語の意味は分かりますが、この部分がどこを修飾しているか分かりません」と伝えられます。
化学や物理では、「公式は覚えていますが、この問題でどの公式を選ぶのか分かりません」と伝えると、知識不足なのか、問題の読み取りに課題があるのかを整理できます。
質問する習慣の作り方
分からない問題が出るたびに勉強を止める必要はありません。問題に印をつけ、一度飛ばしてから、質問する内容をまとめましょう。
質問する日や時間を決めておくと、「後で聞こう」と思ったまま忘れることを防げます。質問した後は、説明を聞いて終わらず、何も見ずにもう一度解くことが大切です。
現論会津田沼校での質問対応
現論会津田沼校では、正解を教えるだけでなく、生徒がどこで止まったのかを確認します。問題の知識が不足しているのか、考え方が分からないのか、計算で崩れたのかによって、必要な復習は変わります。
毎週の指導でも、予定範囲が終わったかだけでなく、分からない問題を放置していないかを確認します。質問を通じて自分の弱点を言葉にすることは、自学自習の質を上げるうえでも重要です。
関連記事として、分からない問題を放置しない復習法も参考にしてください。
まとめ
質問するときは、すべてをきれいに説明する必要はありません。どこまで分かり、どこから分からないのか、自分はどう考えたのかを伝えましょう。質問した後に自力で解き直すことで、理解を定着させられます。

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