『物理のエッセンス』を使っているのに初見問題が解けない高校生へ|公式暗記から抜け出す勉強法
『物理のエッセンス』の例題は分かるのに、模試になると解けませんか
大学受験の物理で『物理のエッセンス』を使って勉強している高校生もいると思います。
参考書の問題はある程度解けるのに、模試や別の問題集になると「どの公式を使えばいいか分からない」と止まってしまうことがあります。
この場合、公式を覚えていないとは限りません。
物理で重要なのは、公式を知っていること以上に、問題で何が起きているかを理解し、必要な式を選ぶことです。
目次
公式を覚えるだけでは解けない
物理では公式が多く出てきます。そのため、公式集を覚えれば問題が解けるように感じるかもしれません。
しかし実際の問題では、「この公式を使いなさい」とは書いてありません。
物体にどの力が働いているのか、速度やエネルギーがどう変化しているのかを判断し、その状況に合う式を選ぶ必要があります。
まず状況を図にする
問題文を読んですぐ数字を公式へ入れるのではなく、一度状況を整理してみましょう。
- どの物体について考えるか
- どの向きに力が働いているか
- 最初と最後で何が変化したか
- 何が保存されているか
- 求めたいものは何か
力学であれば簡単な図を書くことで、使うべき考え方が見えやすくなることがあります。
「なぜこの式?」を説明する
解説を読んだときは、式そのものより「なぜこの式を使ったのか」を確認しましょう。
運動方程式なのか、エネルギー保存なのか、運動量保存なのか。
判断した理由まで説明できれば、問題の形が変わったときにも対応しやすくなります。
答えを覚えた問題の復習方法
同じ問題を何度も解くと、途中式を覚えてしまうことがあります。
その場合は、いきなり計算するのではなく、「まず何を考える問題か」を口頭で説明してみましょう。
答えを思い出せることと、物理現象を理解できていることは別です。
初見問題で確認する
ある程度学習したら、同じ単元の別問題にも挑戦しましょう。
見たことのない問題でも、学んだ考え方を使えるなら知識が少しずつ定着しています。
難しすぎる場合は戻る
毎問ほとんど方針が立たず、解説を読んでも理解できない場合は、教材以前の基本事項が不足している可能性があります。
難しい教材を続けることにこだわらず、学校教材やより基本的な内容へ戻ることも受験戦略です。
現論会津田沼校での物理学習
現論会津田沼校では、物理についても問題数だけではなく、なぜその式を使うのか理解できているかを確認します。
同じ分野で繰り返し止まる場合は、次の問題へ進めるだけではなく、基本事項へ戻る、類題を増やすなど計画を調整します。
関連記事として、物理の公式を覚えているのに解けない高校生へも参考にしてください。
まとめ
『物理のエッセンス』などの教材を使っているのに初見問題が解けない場合、公式の暗記量だけを増やす必要はありません。
問題の状況を整理し、なぜその公式を選ぶのか説明できる状態を目指しましょう。

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