夏休みに勉強時間だけ増やしても成績が伸びない?受験生が意識したい「勉強の質」
「今日は10時間勉強した」で満足していませんか
長期休みに入ると、「1日10時間勉強する」「今までの遅れを取り戻す」と、勉強時間を増やそうとする受験生が増えます。まとまった勉強時間を確保することは、もちろん大切です。
しかし、机に向かっていた時間と、成績が伸びる勉強をしていた時間は必ずしも同じではありません。10時間勉強していても、分かる問題ばかり解いていたり、解説を読むだけで終わっていたりすれば、思ったほど学力が伸びないことがあります。
この記事では、勉強時間を成果につなげるために、高校生が確認したい「勉強の質」について解説します。
目次
勉強時間だけでは成績が決まらない
受験勉強では、ある程度の勉強時間が必要です。しかし、「何時間勉強したか」だけでは、その日の成果は分かりません。
たとえば数学を3時間勉強したとしても、解ける問題を繰り返していた3時間と、間違えた問題を分析して自力で解けるようにした3時間では、中身が大きく違います。
勉強時間は重要ですが、それと同時に「何ができるようになったか」を確認する必要があります。
時間は長いのに伸びにくい勉強
- 参考書の解説を読んで分かった気になる
- 得意科目ばかり勉強する
- 単語帳を眺めるだけでテストしない
- 間違えた問題を解き直さない
- ノートをきれいに作ることに時間を使いすぎる
これらは勉強している感覚を得やすい一方で、「自力で思い出す」「自分で問題を解く」という作業が不足しやすい勉強です。
勉強の質を確認する3つの基準
昨日できなかったことができるようになったか
最も分かりやすい基準です。英単語なら昨日覚えられなかった単語を言えるようになったか、数学なら解けなかった問題を自力で解けるようになったかを確認します。
答えを見ずに再現できるか
解説を読んだ直後は、誰でも分かったように感じます。翌日や数日後に、何も見ずに解けるか確認することで、本当に定着しているか分かります。
次の勉強が明確になっているか
その日の勉強で見つかった弱点を、次回の計画へ戻せているかも重要です。できなかった問題を放置せず、次にいつ復習するかまで決めましょう。
学習記録で見るべきもの
学習記録をつけるなら、「英語2時間、数学3時間」と時間だけを書くのではなく、具体的な内容を残すことがおすすめです。
「数学20題中12題正解、8題は翌日解き直す」「英単語100語確認、間違えた18語を再確認する」のように書けば、次の行動が分かります。
現論会津田沼校で確認していること
現論会津田沼校では、単純な勉強時間だけで生徒の学習状況を判断しません。毎週の指導で、予定した教材を進められたか、理解できているか、解き直しまでできたかを確認します。
長時間勉強しているのに成果が出ていない場合は、教材の難易度、復習方法、時間の使い方などを見直します。自習時間が「座っていた時間」ではなく「できることを増やした時間」になるように計画を調整します。
関連記事として、「勉強した日」と「成績が伸びる日」は違うも参考にしてください。
まとめ
受験勉強では勉強時間も重要ですが、時間だけを追いかけると「長時間勉強したのに伸びない」という状態になることがあります。昨日できなかったことができるようになったかを基準に、自分の勉強を振り返りましょう。

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